地デジ見てますか

先日、楽天市場でこういうものを買いました。

地デジ対応の２分配器です。

仕事柄、こういうものは、

よく買うのですが、これは

安かったです。１個２６９円。

ＤＸやマスプロなんかだと

３，０００円くらいします。

これは配線の分配などにに使います。


このあいだ、地デジのブロックノイズの改善を行ったので
紹介します。

ブロックノイズとは
こんな感じに、小さな四角いノイズ

モザイクみたいなのが出る状態です。

ひどい場合は画面や音声が止まったり

真っ黒の画面になって、アンテナを確認

してください等のメッセージが出たりします。

このような場合、まずアンテナレベルを見てみます。

レベルを見る手順はメーカーや、型式によって違います。

今回はシャープ　アクオス　ＬＣ-２０ＡＸ５を例に紹介します。

リモコンで、メニュー　→デジタルメニュー　→システム設定

→アンテナ設定と進んでいくと下のような画面が出ます。

これでは地デジの１チャンネルのレベルが

３８となっています。このテレビでは

４０を切るとノイズが出るようです。

きれいに、映っているときは

６０以上になっています。

レベルを確認したら、次はケーブルの

接続を確認します。


テレビやレコーダの背面には

こんな形の端子があります。

直径１センチくらいでまわりに

ネジが切ってあり、真ん中に一つ穴が

あいています。


テレビだけなら、アンテナから直接

テレビに繋がるだけですが、デッキやレコーダがあるときは

こんなふうに接続されているはずです。

この接続部分を見てください。

この図では３箇所あります。

その接続箇所の形状が
Ｆ型接栓、






あるいはこのような一体型の

差込みプラグであれば

よいのですが




このようなケーブルにあとから

プラグを加工してつけたものは

信号の減衰が大きいので

おすすめできません。

接続部が上のようなプラグであれば、Ｆ型接栓に変えることで

かなり改善されます。自分でできるぜという人は

プラグ部分を
こういったＦ型接栓に変えればＯＫ。

また電器店、ホームセンター等に

Ｆ型接栓付きのケーブルも売っていますので

それを使ってもいいでしょう。

交換しても改善されない、

または、もともとＦ型接栓が付いている場合は

アンテナからレコーダに繋がっているケーブルを一旦外して

テレビに直接繋いでみます。それでもレベルが低い場合は

屋内配線、分配器、ブースターなどの影響が考えられますので

お取引のある電器店、電気工事屋さんに相談しましょう。

テレビに直接繋いだら、ノイズが出なくなり、レベルも上がるようなら

レコーダやデッキによる信号減衰によるものと考えられます。

その場合は、はじめに紹介した２分配器の出番です。

アンテナからレコーダ等に繋がるケーブルの

レコーダに入る前に２分配器を付けます。

２つの出力のうち１つをレコーダに

もう１つのほうをテレビに繋ぎます。

このように繋ぎ変えることで、レコーダ等による信号減衰が

おさえられ、ノイズが軽減されます。


ブロックノイズは、接栓の交換と２分配器の追加で直りました。




お宅のテレビはどうですか？



レベルの確認や数値はメーカーや製品、型式によって

異なります。お持ちの製品の取り扱い説明書などを参考に

してください。また、プラグの交換など少しでも不安のある方は

詳しい友達や電器屋さんに相談しましょう。